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面接でつい言ってしまってない?NGな志望動機その2

前回に引き続き、今回も面接で伝えるときにNGな志望動機についてです。今回はどのような志望動機をお伝えすべきなのかというところまで触れていきたいと思います。ぜひ最後までお付き合いください♩

「事務職をやりたい理由はパソコンスキルを身につけたいからです」

面接で事務職の志望動機を尋ねた際、このように答える人を頻繁にお見かけします。一見スキルアップの意欲がある、良い志望動機のように思うかもしれません。ですがどうでしょう?例え話で考えてみたいと思います。

みなさんがレストランのオーナとして人手が足りていないので新しくシェフを雇いたいと思っているとします。うちの店のやり方に染まって欲しいからシェフの経験がない人も幅広く候補としてみよう、と未経験OKと書いて求人広告を出しました。そして面接にきた人に「シェフの仕事をしたい理由はなんですか?」と聞きました。すると「料理のスキルを身につけたいからです」と返ってきました。少し違和感を覚えませんか?これが「料理が好きで、今〇〇や〇〇の料理が得意で〇〇のスキルはありますが実務経験を通しさらにスキルを磨き〇〇したいと思い志望しています」のような具体性があれば意欲として伝わると思います。

ただ最初のような言い方の場合でしかもパソコンスキルが皆無だった場合「今は何もできないけどお金をもらいながら教えて欲しい」と言う意味に聞こえます。1からスキルを身につけたいだけなら「パソコンスクールに行けば?」「お料理教室や料理の専門学校にでもいったら良いのでは?」と言う感じですよね。

ですので、こういったざっくりとスキル身につけたい、と言うような志望動機はあまりよくありません。では志望動機はどのように、何を言えばいいのでしょうか?

例えばスキルを身につけて何がしたいのか?どうなりたいのか?どんな風に会社に貢献したいのか、と言うのを語るといいですね。そもそもそのスキルを身につけたいのは何故なのか、というところに触れてもいいかもしれません。

その1で触れた条件面の希望があるとしたら、土日休みの仕事や残業が少ない仕事の中でもこの仕事を選択した理由は何なのかというところが面接官が最も聞きたいことの一つです。その条件に合う仕事ならば事務職以外にもたくさんあるはずですからね。なので自分の性格的な適性やスキルを活かせる、合っているなどや、業務内容への興味の部分などを伝えるのが良いでしょう。

もちろん嘘をつく必要ありませんので自分の中で腑に落ちる理由を探してみてください。面接は自分の魅力をアピールする場でもあります。ただのインタビューではないということを踏まえ、良い印象を持ってもらえるように伝える内容や言い回しなど工夫をしてみるのがオススメです。

みなさんの魅力が余すことなく面接官に伝わって、希望のお仕事に就けるように応援しています!就職活動はなりたい自分に近づく入り口!あなたらしく頑張ってくださいね!